トキワ荘通り昭和レトロ館に行ってきた!昭和の歴史やマンガ文化を学べる施設 | 【池袋情報】としまらいふ 豊島区情報ブログ
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トキワ荘通り昭和レトロ館に行ってきた!昭和の歴史やマンガ文化を学べる施設

2022年11月3日、東京都豊島区のトキワ荘通りに「トキワ荘通り昭和レトロ館」がオープンしました。

昭和の歴史やマンガ・アニメ文化を紹介する施設で、豊島区が運営しています。

この記事では「トキワ荘通り昭和レトロ館」のアクセスや場所、開館情報、実際に行った感想を紹介します。

ERIPO
豊島区在住ERIPO

トキワ荘マンガミュージアムのすぐ近く、入館無料の施設です!

※感染拡大防止のため、営業状況が異なる場合があります。公式HP等で営業時間のご確認をお願いいたします。

トキワ荘通り昭和レトロ館は味楽百貨店を活用

「トキワ荘通り昭和レトロ館」は、昭和20年代に建設された木造建物「味楽百貨店(みらくひゃっかてん)」にあります。

豊島区では、地域全体のにぎわい創出や、古き良き昭和の歴史・文化を次世代に継承するために、昭和の面影を残す味楽百貨店を文化施設とする計画を進めてきました。

1階には2022年3月にオープンした学習マンガ施設の「マンガピット」「マンガナイトBOOKS」「E Gallery」があります。

>>関連記事:マンガピットをレポート!南長崎トキワ荘通りにあるマンガ×学びの施設が面白い

2階には昭和の歴史や文化を学べる展示室があり、階段またはエレベーターで移動できます。

当時の間取りをいかした施設づくり

展示室のある2階の廊下。トキワ荘マンガミュージアムを思い起こさせる、昔のアパートのような雰囲気です。

味楽百貨店(みらくひゃっかてん)の2階の大部分は、かつてアパートとして使用されていたそう。

昭和を感じられる機会を幅広い世代に提供するため、昭和20年代に建築された当時の間取りや設備をいかした施設づくりを行っています。

展示室には和室の部屋が多数あり、靴を脱いであがります。

昭和の家にお邪魔しているような、不思議な感覚が味わえて楽しかったです。

トキワ荘通り昭和レトロ館 展示室の詳細

2階は展示室が4つと、企画展示を行う多目的室が1つあります。展示・企画内容は時期によって変わるそうです。

館内は写真撮影OK、動画撮影はNGです。

展示室1「矢島勝昭 昭和のくらしギャラリー」

郷土史家 矢島勝昭氏による、昭和の暮らしを描いた原画等を展示。

豊島区出身の矢島氏自身が体験した、昭和10~20年代の日常生活を優しいタッチで描いています。

池袋周辺に豊かな自然が残っていたころの風景がわかり、面白かったです。

終戦後使用した簡易パン焼き器やモールス信号電鍵、鬼子母神御会式で使用した太鼓、羽子板など。

実際に使われていた道具の展示で、昭和の暮らしをリアルに感じることができます。

展示室2「昭和のくらし ~昭和40年頃の日常~」

昭和40年頃の和室6畳間の生活を再現した展示室。若い夫婦2人暮らしの部屋を想定しているそう。

つい「お邪魔しまーす」と言ってしまいそうな、リアルな昭和のアパートの一室です。

レコードプレイヤーやダイヤル式の白黒テレビ、真空管ラジオ、電気炊飯器など、家電製品が広く普及した頃の暮らしぶりがわかる展示です。

昭和40年台のファッションに関する展示も。

昨日まで人が暮らしていたかのような、リアルな炊事場。

実際にこの味楽百貨店(みらくひゃっかてん)の2階アパートで、こんな風に暮らしていた人がいたんですね。

歴史を感じるとともに、令和の今自分がこの場所に訪れていることを思うと、感慨深いものがあります。

展示室3 企画展「昭和のおもちゃコレクション」

こちらの展示室も昔懐かしい昭和のアパートな雰囲気。

お手玉、おりがみ、万華鏡、積み木、オセロゲーム、ドールハウス、ミニカーなど、古典的なものから比較的新しいものまで、昭和の懐かしいおもちゃを展示しています。

※会期:2023年3月26日(日)まで

リカちゃんハウスにミニカーなど、昭和世代がときめくおもちゃが並びます。

(ただしこの展示のリカちゃんハウスは、2019年に発売されたものです。笑)

今も昔も人気の野球盤。ボールが空中を飛ぶ3Dエース。(こちらのおもちゃは、2017年製)

展示しているおもちゃはイメージなので、当時使用していたものではないようです。

室内の壁のいたるところにたくさんの風車が並び、ちょっと圧倒されます。

ちゃぶ台の上には、オセロとアンパンマンパズルがありました。

おもちゃは実際に手に取って体験できるので、懐かしい気持ちで触ってみたり、子供と一緒に昭和の遊びを楽しんでみるのもよさそうです。

展示室4「おもちゃの鉄道DE池袋駅」

豊島区が誕生した1932年(昭和7年)と、現在の池袋駅構内をトイプラレールで忠実に再現した展示室。

展示のプラレール模型は、プラレーラー松岡純正氏が手掛けています。

※会期:2023年3月26日(日)まで

今では1日250万人が乗り降りする池袋駅ですが、1903年(明治36年)の開業当時はたった40名だったそう。

池袋駅の利用者数が1日40人だなんて、今では考えられないですよね。昔の池袋周辺は農村が広がり、のどかな場所だったことがわかります。

こちらは1932年(昭和7年)の池袋駅構内のプラレール。

※こちらは背景の写真が撮影NGだったので、アップの写真のみ。

ぜひ昭和レトロ館で、模型の全体を見てみてください。今と全然違って面白かったです。

プラレーラー松岡純正氏が手掛けた、プラレールの池袋駅。

複雑な路線乗り入れ状況が、プラレールを通してリアルにわかります。

これはダイヤゲート池袋でしょうか。

模型は実際にプラレールが走行しているので、つい見入ってしまいます。

ちなみに、プラレールを発売するタカラトミーの前身となる「富山玩具製作所」は、1924年(大正13年)に豊島区で開業した会社だそう。

豊島区とタカラトミーには、そんなつながりがあったんですね。

特別企画展 タイムトリップ豊島区の90年を開催

2階奥の展示室では、2023年3月26日(日)まで「特別企画展 タイムトリップ豊島区の90年」を開催中。

区制90周年を記念した、パネル展示やジオラマで豊島区の歴史を感じられる企画展です。

室内には、1932年~2022年までの90年間の歴史がたくさん。

昭和の時代に撮影された写真と、同じ場所から撮影した現在の写真が展示されています。

区内の景観や当時の生活様式が、どのように変化してきたかを比較できて面白かったです。

雑司が谷の千登世橋(1933年竣工)は東京都内で最初の立体交差橋だとか、池袋駅前の歩行者天国は「ホコ天の元祖」だとか、小ネタが満載です。

池袋以外の地域の写真も多数あり、区内のさまざまなスポットの昔の様子を知ることができました。

ジオラマ制作で著名な山本高樹氏による、昭和の豊島区の街並みを感じることができるジオラマ展示もあります。

古き良き昭和時代の生活・文化をジオラマを通して振り返ることができます。

2008年に解体された、池袋東口「人世横丁」のジオラマ。戦後から続く池袋を代表する飲み屋街だったそう。

「美久仁小路」のすぐそばにあったそうです。現在、人世横丁があった場所には記念碑があります。

ジオラマに目線を合わせて覗いてみると、臨場感がすごい……!

その時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

こちらは、フォークソングの名曲の舞台となった「神田川」周辺のジオラマ。

人情味あふれる、あたたかな街の情景が再現されています。

神田川の歌詞にある、赤い手ぬぐいをマフラーにして歩くカップルの姿が……!

二十四色のクレパス買ってちっとも似てない似顔絵を描いているところ……?

ほかにも神田川の歌詞をモチーフとした演出があるので、探してみてください。

作りこまれた精巧なジオラマに、行き交う人々の生き生きとした表情。

ジオラマの世界の人それぞれにリアルな生活を感じ、隅々まで見入ってしまいます。

タイムスリップした気分で豊島区の歴史を知ることができる、素敵なジオラマでした。

1階では「これも学習マンガだ!展」を開催中

1階奥の多目的室では、マンガピットが手掛ける特別企画展「これも学習マンガだ!展」を開催中。

現在は、「これも学習マンガだ!」社会ジャンルの作品に選出された「ゴルゴ13」を特集しています。

現実に起こった戦争や事件を題材とした、6つのエピソードを複製原画ととも紹介。「ゴルゴ13」が描く「社会」に触れることができます。

「ゴルゴ13」の展示は2022年12月18日(日)まで。今後も、さまざまな学習マンガをピックアップして展示する予定です。

室内は以下3つのエリアにわかれていて、「これも学習マンガだ!」に選ばれたさまざまな作品を紹介しています。

  1. マンガで学ぶことの意義を感じとれるエリア
  2. マンガ作品が紡いできた人生に効く言葉群を展示するエリア
  3. 今私たちが学ぶべきテーマを個別作品から紐解く特集展示エリア

マンガ文化を世界に発信する拠点として、今後の「これも学習マンガだ!展」も楽しみです。

来場者が選ぶ「これも学習マンガだ!」を投票するコーナーもありました。

私のおすすめマンガTOP5に入る「ベルサイユのばら」を投票。まさに学習マンガの鏡ともいえる作品です。

日本史も地理も公民も倫理も嫌いで苦手だったけど、世界史だけ好きで得意だったのは、間違いなくこの作品のおかげです。

トキワ荘通り昭和レトロ館 アクセス・施設情報

  • 【施設名】トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)
  • 【営業時間】10時~18時(17時半最終入場)
  • 【定休日】月曜(月曜が祝日の時は翌日)、年末年始
  • 【住所】東京都豊島区南長崎3-4-10 味楽百貨店2F
  • 【電話】03-3565-6991
  • 【アクセス】
    都営大江戸線 落合南長崎駅 A2出口 徒歩7分
    西武池袋線 ​​椎名町駅/東長崎駅 徒歩12分
  • 【入館料】無料(特別展のときは有料の場合あり)
  • 【駐車場】なし
  • 【駐輪場】あり

トキワ荘通り昭和レトロ館自体に駐輪場はありませんが、徒歩3分のトキワ荘マンガミュージアムの駐輪場を利用できます。

トキワ荘通り昭和レトロ館で昭和の世界を感じてみよう

昭和の歴史・文化とマンガ文化を次世代に継承する、トキワ荘通り昭和レトロ館。

わかりやすい展示で世代問わず楽しめる、面白い施設でした。

昭和世代の人にとっては懐かしく、平成・令和世代の人たちには新鮮な発見がありそうです。

南長崎エリアに新たな名所が誕生し、地域の回遊性も向上しそうですね。

南長崎・トキワ荘マンガミュージアム方面にいく際は、トキワ荘通り昭和レトロ館にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

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